ボストンおよび東京発 , June 08, 2023 -- 世界的な決済支援およびソフトウェア企業であるフライワイヤー (Flywire Corporation)(「フライワイヤー」) (Nasdaq: FLYW) は、国際的な人材紹介とキャリア開発におけるマーケットリーダーであるディスコとの新しい戦略的パートナーシップを通じて、日本で学ぶ学生の教育関係の越境決済の経験を最適化することを発表した。
フライワイヤーは、ディスコの独占的な国際決済パートナーとして、ディスコのe-applyシステムに直接統合され、すべて使い慣れたインターフェースから実行できるようになり、外国人留学生の出願と入学金の支払体験を合理化し、大学の事務局の業務効率を向上させる。
日本、インバウンド留学生の受け入れ拡大に向けて目標を設定
日本は、豊かな文化、料理、言語を誇り、GDPで世界第3位の経済大国であることから、アジアで留学生に最人気の一国となっている。日本学生支援機構 (Japan Student Services Organization) のデータによると、パンデミック前のピークであった2019年には、日本には312,214人の外国人留学生がいたとされている。その母国のトップ3を占めているのは、中国、ベトナム、ネパールである。
新型コロナウイルス感染症パンデミックの後に、日本政府による新たな取り組みとして、2033年までに40万人の外国人留学生を受け入れることを目標に、留学生の関心を再燃させる目標を掲げている。日本政府の計画では、外国人留学生の基盤を再構築することを目的として、より積極的な募集活動や語学・キャリアチェンジサポートの充実が図られている。
ディスコは東京に本社を置き、国公立大学向け学生募集ソリューションのリーディングカンパニーとして、1,000校以上の大学・短大・専門学校に対し、学生募集からマーケティング、専門教育、コンサルティングに至るまで、さまざまなサービスを提供している。ディスコは、日本政府が外国人留学生の受け入れに力を入れていることを受け、出願料や入学金の支払い手続きを効率化するための国際決済パートナーを求めていた。具体的には、ディスコの顧客は、学生により多くの支払方法を提供したいと考え、事務担当者が手作業で行う照合作業を軽減する方法を探していた。
ディスコ代表取締役社長の新留正朗 (Masaro Niidome) は次のように述べている。「フライワイヤーは、その強力な決済技術やシームレスな統合だけでなく、日本の高等教育セクターに関する知識でも秀でていました。フライワイヤーの革新的な決済処理と当社の追加サービスを組み合わせることで、当社のお客様とその学生の決済体験を向上させることができます。」
フライワイヤーはディスコのe-applyに統合され、学生や教育機関の効率化を加速
ディスコの出願管理システム「e-apply」にフライワイヤーの決済技術を直接組み込むことで、決済体験全体からあらゆる障壁を排除することができる。学生は、シームレスかつ簡単な方法で、出願料と入学金を自国の通貨で支払い、また、低い為替レート、便利なオンライン決済追跡、優れた顧客サービスを利用することができる。また、フライワイヤーとディスコの出願システムとの連携により、大学・学生の双方にとって以下のようなメリットがある:
- 簡単に導入可能:統合は事前構築されているため、導入のタイムラインを簡素化し、決済ゲートウェイの統合に通常必要な技術リソースを最小限に抑えることができる。
- 照合のスピードアップ:リアルタイムのポストバックが可能になっているため、応募者と事務担当者は、決済プロセスにおいて完全な透明性を確保することができる。
- 過少支払、過剰支払を削減:フライワイヤーは、学生が支払うべき金額を学生の現地通貨で表示し、フライワイヤーのグローバルな決済ネットワークを利用した現地での堅牢で多様な決済オプションのセットを提示する。また、各校では決済者の送金額をロックしたり、過剰支払を防止したりするための限度額を設定することができる。
フライワイヤーの営業担当バイスプレジデントであるミーナ・ファクーリ (Mina Fakhouri) は次のように述べている。「ディスコと提携し、同社の独占的な国際決済パートナーとなることを大変嬉しく思っています。日本は、多くの主要な教育機関があり、外国人の学生さんにとってトップの留学先となっており、当社にとって重要な地域です。ディスコと提携することで、当社のソリューションの網羅範囲を拡張し、学生さんの金融関係の経験を向上させることができます。」
リソース
- フライワイヤーの学生金融ソフトウェアについて詳しくは、こちらを参照されたい。
フライワイヤーについて
フライワイヤー (Nasdaq: FLYW) は、グローバルな決済支援およびソフトウェア企業であり、独自のグローバル決済ネットワーク、次世代決済プラットフォーム、垂直統合型ソフトウェアを組み合わせ、クライアントや顧客向けに最も重要で複雑な決済を提供している。
また、教育、医療、旅行などの垂直市場や主なB2B業界のクライアントが既存のA/Rワークフロー内に深く組み込めるよう、垂直統合型ソフトウェアと決済テクノロジーを活用している。さらに、主要なERPシステムと統合されているため、組織が顧客の決済体験を最適化しながら、運用上の課題を解決できる。
フライワイヤーは、世界240の国と地域で140を超える通貨による多様な決済方法を提供し、3,300社以上のクライアントをサポートしている。本社は米国マサチューセッツ州ボストンにあり、世界各地に事業所を展開している。詳しくは、www.flywire.comを参照されたい。Twitter、LinkedInおよびFacebookでフライワイヤーをフォローされたい。
ディスコについて
株式会社ディスコ (DISCO Inc.) は1973年に設立された、企業、ビジネスプロフェッショナル、学術機関、学生市場向けに、キャリア・教育情報、サービス、コンサルティングソリューションを幅広く提供する、キャリア・教育開発、学生募集やマーケティング、プロフェッショナルトレーニングに特化した民間大手人材会社である。東京 (文京区幸町2-5-1 飯田橋ファーストビル9階) に本社を置き、世界の主要都市で開催される国際的な就職フェア「キャリアフォーラム (Career Forum)」を主催している。同社のボストンキャリアフォーラム (Boston Career Forum) は、マサチューセッツ州ボストンのボストンコンベンションセンター (Boston Convention Center) で3日間にわたり開催される世界最大級の日英バイリンガル就職フェアである。詳しくは、https://www.disc.co.jp/を参照されたい。
セーフハーバー規定に関する記述
本プレスリリースには、1995年米国証券民事訴訟改革法 (Private Securities Litigation Reform Act of 1995) の意義の範囲内にある、将来の見通しに関する記述が含まれている。フライワイヤーは、このような将来の見通しに関する記述が、1934年証券取引所法 (Securities Exchange Act of 1934) 第21E条および1995年私募証券訴訟改革法 (Private Securities Litigation Reform Act of 1995) に含まれる将来の見通しに関する記述のセーフハーバー規定の対象になることを意図している。将来の見通しに関する記述は、「信じる」、「かもしれない」、「予定である」、「可能性がある」、「推定する」、「続ける」、「予想する」、「意図する」、「する可能性がある」、「だろう」、「予期する」、「目標にする」、「計画する」、「期待する」、またはこれらの用語の否定形、および将来の見通しに関する記述を識別することを目的とした同様の表現によって (ただしこれらに限定されるものではない) によって識別できる場合がある。このような将来の見通しに関する記述は、リスク、状況の変化、仮定、および不確実性が伴われる現在の予想に基づくものである。実際の結果がフライワイヤーの将来の見通しに関する記述に反映されたものと大きく異なる原因となる重要な要因には、証券取引委員会 (Securities and Exchange Commission: SEC) に提出済みで、SECのウェブサイトhttps://www.sec.gov/で閲覧可能なフライワイヤーの2022年12月31日に終了した年度のフォーム10-K年次報告および2023年3月31日に終了した四半期のフォーム10-Q四半期報告の「リスク要因 (Risk Factors)」および「財政状態と経営成績に関するの経営者による説明と分析 (Management’s Discussion and Analysis of Financial Condition and Results of Operations)」項目に記載されている要因が含まれる。本リリースの情報は本リリースの発行日時点のみで提供されており、法律で求められる場合を除き、フライワイヤーは、新しい情報や将来のイベントなどの理由で、本リリースに含まれる将来の見通しに関する記述を更新する義務を負わない。
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